食材の消費は計画的に
ファミリー世帯の引越しの場合、冷蔵庫にはストック類などを含めると、かなりの食材が入っているものです。
冷蔵庫の引越しをする際には、前日には冷蔵庫の電源を切っておく必要があるので、食材はなるべく前日までに使い切りたいものです。
引越しが決まったら2週間前には、まず冷蔵庫の中身を確認しましょう。
1週間までには冷蔵庫の中身をなるべく使うように計画を立て、生鮮食品は下ごしらえをして冷凍しておくと料理が楽になります。
引越し1週間前〜2・3日前までに、冷蔵庫及び冷凍庫の中身を使い切り電源を抜いておくのが理想です。
冷蔵庫の中身の引越し
冷蔵庫の中身を使い切れなかった場合には、近距離への引越しの場合は、発泡スチロール製の箱やクーラーボックスを利用して、新居へ運ぶケースが多くあります。
発泡スチロール製の箱は、ホームセンターで購入するか、近所のスーパーでお願いして貰うのが良いでしょう。
調味料類などは使い切れないことも多いので、冷蔵庫の中身を新居へ持ち込む方は珍しくありません。
けれども真夏の食材が傷みやすい時期などは、捨ててしまった方が無難かもしれません。
冷蔵庫の中身を新居に運ぶ際には、前日に電源を抜き、引越し後は2〜3時間は電源を入れない方が良いとされています。
その為2日弱は冷蔵庫を使うことが出来ませんので、痛みやすいモノを運ぶのはお勧めできません。
どうしても新居へ冷蔵庫の中身を運びたい場合には、クール便などを利用すると安心です。
冷蔵庫がまだ冷えていない事もありますので、日時指定で翌日のほうが余裕があって良いです。
保冷剤について
引越しの際に荷物と一緒に冷蔵庫の中身を運ぶ場合、大量の保冷剤が必要になります。
保冷剤は引越し業者に依頼すると、用意してくれることもありますが、通常は自分で用意します。
保冷剤を事前に用意しておくか、大量に氷を作っておくことがお勧めですが、引越し前日に急に思い出した場合にお勧めなのが、コンビニで売られているロックアイスです。
ビニールに入っていて氷が出てしまうことはありませんし、いつでも購入できるので安心です。
氷の代わりに、スーパーなどで入手したドライアイスを利用する方もいらっしゃいますが、ドライアイスは冷凍品の保管には向いています。
けれども肉や魚などの生鮮食品の場合、冷凍焼けを起こしてしまい、風味が損なわれてしまうこともあるので注意が必要です。